ドライフルーツメーカー
普段よくドライフルーツを使います。スムージーを作るとき。ブリスボールを作るとき。サラダを作るとき。また1歳の子供がおやつ代わりによく食べます。
でもドライフルーツって、買うと案外高いですよね。そんなに量も多くないのに。また砂糖で甘味を加えているものが結構あります。砂糖なしのものしか買いませんが、それだと種類が限られます。
それならいっその事、自分で作ればいいんじゃないかと思い購入に至りました。
※ドライフルーツメーカー、フードドライヤー、ディハイドレーターなどの呼び方があるようですが、どれが正しいのかわからないので当記事ではドライフルーツメーカーという呼び方に統一させていただきます。
ドライフルーツのいいところ
まずドライフルーツの長所をあげていきたいと思います。
どのドライフルーツメーカーを選ぶか
購入に至るまで、いろんなドライフルーツメーカーを下調べしました。
最も重要視したのが、1度に作れる量。どんなに性能が良くても少量しか作れないのなら手間がかかります。なぜなら乾燥させるのに時間がかかるから。時間が短いものだと4時間ほどの乾燥で出来るようですが、長いものは16時間以上もかかったり。
なのでなるべく1度に多くの量が作れるものをピックアップしていきました。
あとは何点か選んだ中からレビューを参考にしました。
果物や野菜を並べておくトレイはだいたいプラスチックなんですが、すぐに割れたとか耐久性に難があるものもあるようでした。レビューはありがたいですね。実際に使った感想ですからね。とても参考になります。
PRINCESSのドライフルーツメーカー
で、総合的に判断して、PRINCESSのドライフルーツメーカーに決めました。
未来の要塞のような出で立ち。
PRINCESSのオシャレなホットプレートを持っていたというのも決め手になった理由のうちのひとつですが、見た目がどうのよりもまず作れる量が多い。
実際にやってみましたが、リンゴだと4玉ほどいけますね。
あとはトレイに関しても乾燥させてるときに割れたというようなレビューはなかったですし、なにより評価がよかった。
こういったものはお値段相応なところが少なからずあると思いますが、お値段は税込み14300円と高からず安からず。あまりに安価なものは大丈夫かと心配になりますよね。
届いた感想
注文してからほどなくして届きました。まず思ったのが、想像より大きかった。
高さが18.5cm〜。幅約35cm。奥行き約35cm。キッチンにものがたくさんある家庭では、置き場所に困ることがあるかもしれません。
うちはキッチン家電といえば、ハンドブレンダーを含めてブレンダーが3台。スロージューサーが1台。フードプロセッサー1台。ホットプレート、トースターと電子レンジがそれぞれ1台ずつ。炊飯器1台に、冷蔵庫と単体の冷凍庫が1台ずつ。
ん〜、置き場所に困った。とりあえずドライフルーツメーカーはテーブルの上に置いておくことにしました。
使ってみて
温度設定が40℃から70℃まで5℃毎に設定できます。そして時間は4時間から16時間まで2時間毎に設定できます。
レシピブックは付いているのですが、戸惑ったのが1点。リンゴとキウイは60℃で8〜10時間とあるのですが、次のページにはリンゴが50℃で8〜10時間、キウイは50℃で6〜8時間とあります。
1ページ進んだだけでこうも言っていることが変わるものなのか!?
ん〜、よくわからない。左のページを読んだら、
・・・温度と時間の設定がそれぞれ違うってことは、これらは同時にできないのか!?
なんて思うけど、だとしたら1度に大量に作ることができるこのドライフルーツメーカーにした意味がない!?
時間だけが違うなら、短いほうを先に取り出せばいいだけですよね。でも温度まで違うって・・・。
でも右のページを読めば一緒に作れるということですよね。
レビューを読んでいくと、説明書にある温度だと低い、もしくは時間が短いというのが結構見られました。皆さんそれぞれ試行錯誤されているようでした。
まあとりあえずひとつやってみましょう。どんな感じに仕上がるのかもわからないのに、頭の中であれこれ考えていても始まらない。
ということで少々不安を抱きながらもまずミニトマトだけを試しにドライしてみました。
第1回目なので知りませんでしたが、水分の多い素材はクッキングペーパーを敷いたほうがいいようです。説明書にそうありました。(逆に1回目なのに無頓着すぎ)
電源ボタンを押し、温度と時間をセットします。温度を設定しているそばから、すぐにウイ〜ンと稼働音が聞こえてきました。早いな。
音は静かですよ。空気清浄機を『中』で稼働させているくらいかそれより小さいかというくらい。気にはなりません。
どんなふうに出来上がるのかが楽しみで、なかなかドライフルーツメーカーの前から離れられません。ていうかかぶりつきです。始めて数分で何度開けて中身を確認したことか。
結局この行為が裏目に出たのか、それともレビューで書かれていた通り温度が低いのか時間が短かかったのか。出来上がりはセミドライといった感じでまだ少し湿った感がありました。
けれど食べてみると驚きが。めっちゃめちゃ濃い!旨味が凝縮されまくっている。これはすごいぞ。ちゃんとカラカラにドライすると一体どうなることやら。
※セミドライだと保存は効きません。3日目くらいでカビがはえてしまいました。すぐに使わない場合もしくはオリーブオイル漬けなどにしない場合は、しっかり乾燥させないといけないようですね。
次の日、キウイフルーツは成功しました。60℃で16時間。キウイ4つ分やりました。温度を上げてみたけれど、数が多かったので時間は変えずに16時間で。
(説明書通りの時間だと、まだ少し湿っていた)
結果大成功!素晴らしい!ちょっと酸っぱいけれど、ギュギュッとすべてが凝縮されている。
同じ温度と時間で数種類作ってみる
キウイフルーツで手応えを感じ、また次の日にも作ってみました。同じ温度設定、同じ時間設定で数種類ドライにしてみようと。
早速めんどくさくなったわけではないですよ。1度に大量の野菜や果物をドライするという本来の目的を遂行できるか検証するためです。
リンゴ、キウイ、ミニトマト、バナナ、いちご。こんなにも多く入れれました。
設定は昨日と同じ60℃で16時間。
今回は途中で開けませんでしたよ。
朝起きたら、完璧に出来上がっておりました。
ドライフルーツに酵素はあるのか
そう、わたくしとしたことがあることをすっかり失念しておりました。
それは酵素。ドライフルーツにしても酵素は残っているそうなんですが、僕は60℃でドライにしてしまっていました。これは痛恨のミス!酵素は48℃以上になると失活するのです。
酵素に関する記事も書いていたのにも関わらず、これはいかんいかん。
ていうか本当にドライフルーツにしても酵素はあるのでしょうか。
いろいろ調べると、どなたかのインスタでドライフルーツの酵素について投稿されていました。
最初は50℃で、2時間くらいしたら45℃に。
と。それで16時間乾燥させると、酵素は失活しないというようなことが書かれていました。
ドライフルーツにすると栄養価は生に比べてアップしますが(残念ながらカロリーも増えます)酵素は48℃以上で失活しますからね。これは守らないと。うっかりしておりました。
気になる電気代は?
気になりますよね、電気代。
16時間乾燥させて、約151円だそうです。
もちろん市販のドライフルーツを買うことを思えば安く済むんですが・・・。
まあまあまあまあ、こんなもんでしょ!
しかし今後失敗はするまいと誓ったのは、言うまでもありません。笑
さいごに
PRINCESSのドライフルーツメーカーは、楽天のこちらのショップで購入しました。元々トレイは6枚入っておりますが、なんとレビューを書くことでマルチトレイなるものが貰えるとのこと。この特典はこのショップだけです。
こちらマルチトレイ。
こちら通常トレイ。
わかりづらいかもですが、マルチトレイのほうが高さがあるんですよ。これを使うことによって、通常のトレイでは入りきらなかったかさのあるものもドライできるようになるという優れもの。
また底を外すことができるので、いくつかマルチトレイを積み上げるとさらに高さのあるもの、例えば花束をそのまま入れてドライフラワーなんかも作れちゃうというわけです。
このマルチトレイ、買えば2200円するんです。それがレビューしただけでいただけるなんてお得ですよね。
レビューが確認できれば後日送りますという旨が記載されておりましたが、実はもう最初から入ってました。笑
レビューする人だと信用してくれたんでしょうか。もちろんレビュー書きましたよ。
お得に購入できたドライフルーツメーカー。酵素を失活させないコツもわかりましたし、もうほぼ毎日ガンガン作っております。
果物や野菜、キノコ類、アイシングクッキー、ペットのためにビーフジャーキーを作る方も多いようですね。
買うと高いドライフルーツをおうちで作れるなんてサイコーじゃないですか。切って並べてスイッチオンするだけですしね。意外といろいろな料理にも使えるドライフルーツ。次の休みの日にはドライミニトマトを使ってパスタを作ってみようかと思っています。
結局温度と時間に関しては、説明書にあるものはあくまでも目安らしいです。その日の気温や湿度など、多少影響はあるでしょうからね。
買ってよかったです、ドライフルーツメーカー。自信を持っておすすめできます。