ピスタチオクリーム
ピスタチオクリーム。おいしいです。だから作っちゃいます。自分好みに。
ということで動物性の生クリームで作るのではなく、植物性で乳製品不使用のココナッツクリームを使って作ってみました。
ピスタチオの皮むき
出来上がりが鮮やかなピスタチオグリーンになるためには、ピスタチオの薄皮をむかなければなりません。
色なんてそんなに気にしないという方。あるいはめんどくさがりの方。または食物繊維をより多く摂りたい方は、薄皮をむかなくても大丈夫です。ピスタチオの薄皮には、可食部よりも食物繊維が多く含まれていますしね。
むきにくいピスタチオの薄皮。殻から取るとなればなかなか時間がかかります。
しかし薄皮を比較的簡単にむくことができる方法があるんですよ。
薄皮をむく前のピスタチオ。
ピスタチオの薄皮を比較的簡単にむく方法
- 沸騰させたお湯にピスタチオを15秒ほど入れる。
- 軽く混ぜ、ザルにあげる。
ザルにあげた直後は火傷に注意。
かなりむきやすくなります。中にはちゅるん、と気持ちよく取れるのもありますが、それでもやはり手間のかかる細かい作業。
イライラせず根気よく続けてください。
なかなかきれいにむけました。艶がいいですね。
ピスタチオは実だけで70gです。
ピスタチオ粉砕
薄皮をむいたらピスタチオの水分を取り除き、フープロなどで半分を荒く、そしてもう半分を粉状に粉砕します。
粉砕したピスタチオはひとまず置いておきましょう。
ココナッツミルクで生クリームを作ろう
次にココナッツミルクで生クリームを作ります。乳製品に対してアレルギーのある方にはとても喜ばれます。
ココナッツミルクは缶で売られているものや紙パックで売られているものがありますが、缶のほうが使いやすいです。
材料
- 缶のココナッツミルク 400ml
- アーモンドミルク 20ml
- メープルシロップ 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
- バニラオイル 2,3滴
- 水 50ml
- 粉寒天 小さじ1
ココナッツミルクは業務スーパーで購入しました。
作り方
- ココナッツミルクを缶のまま冷蔵庫でよく冷やす。
- 水分と脂肪分に分離されるので、脂肪分だけ取り出す。(水分が下に、脂肪分が上に分かれるので、缶を開ける直前にひっくり返せば水分を別容器に注ぎ入れるだけで脂肪分を簡単に取り出せます)
脂肪分のみ取り出したもの。
- 脂肪分を氷水で冷やしながら泡立て器でよく混ぜる。
- ある程度の固さになったら2〜5の材料を加えて混ぜる。
- 角が立つまで泡立て器で混ぜる。
- 鍋に水と粉寒天を入れ、弱火で混ぜながら3分ほど加熱する。
- 熱いうちにクリームに加え泡立て器で混ぜ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
完全に生クリーム!ココナッツの風味はまったくといっていいほど気になりません。
この時点で様々なおかし作りに生クリームとしてお使いいただけます。
ピスタチオクリームの作り方
ではいよいよピスタチオクリームの作り方です。先に皮をむいておいたピスタチオと、先ほど作っておいたココナッツミルクの生クリームを使いますよ。
材料
- ピスタチオ 実だけで70g
- ココナッツミルクの生クリーム
- ラカント 30g
作り方
- ピスタチオは70gで、半分が粉状に、もう半分が粗めにフープロで粉砕します。
- クリームとラカントを鍋に入れ、中火で焦げつかないように混ぜながら沸騰させます。
- とろみが出てきたら火を止める。
- 粉状にしたピスタチオと粗めに粉砕したピスタチオを入れ、ざっくり混ぜたら完成。
煮沸消毒した瓶に入れて冷めてからかき混ぜます。程よい固さになっています。
最後に
トーストにめっちゃ合いますね。最近グルテンフリーの米粉パンにハマってますが、もちろんそれにも合います。パクパクいっちゃいますね。
ココナッツミルクのクリームで作るのがミソなんですが、すべて植物性のものなのでヴィーガンの方にもおすすめです。
手間はかかりますが、とてもおいしいピスタチオクリーム。絶品です。