チョコレートチアプディング
突然ですけど、チアシードってご存知ですか?
チアシードとは数あるスーパーフードの中のひとつであり、シソ科サルビア属、ミントの一種である植物チアの種子なんです。
見た目はゴマっぽいですが、チアシードの特徴として、浸水させると10倍ほどに膨らんでジェル状になるんですね。
チアシードの使われ方としては、スムージーに入れたりパンやクッキーに入れたり、水に戻さずそのままサラダにふりかけたりします。
意外といろいろな場面で使えるようですが、今回はチアプディングを作りたいと思います。
材料
[1人分]
ローカカオパウダーとカカオニブを撮るのを忘れていました。
ローカカオパウダーはこちらです。
こちらがカカオニブ。
どちらも楽天で購入しました。
カカオパウダーやカカオニブはスーパーマーケットではあまり見かけませんが、カルディやオーガニック系のショップなら取り扱っていると思います。
ネットだと便利で確実ですけどね。
作り方
ボウルにすべての材料を入れて泡立て器で混ぜるだけ。
僕は蓋ができる入れ物に入れて、シャカシャカとシェイクしています。楽ですし、画像のような容器だと、出来上がったらそのまま食べることができますからね。洗い物が増えないのでいいです。
材料すべて入りました。
シャカシャカしっかりシェイクするとこうなります。先にチアシードを入れてアーモンドミルクなどの液体を後に入れると、底でチアシードが固まることがよくあります。なのでまず液体から先に入れるようにしたほうがいいです。
よく混ざったら、冷蔵庫で一晩寝かせましょう。チアシードにしっかり水分を吸収させるためですね。
一晩ってどれくらいの時間?
一晩って何時間なの?と疑問に思われた人もいるかもしれませんね。朝に作ったら次の日まで寝かせるの?とか。
調べてみると時間にして6時間から8時間だったり、8時間から10時間と言っているサイトもあり、様々です。
僕は6時間以上なら十分だと思っています。実際今回作ったときはちょうど6時間ほど冷蔵庫で寝かせましたが、いい具合に出来上がっていましたよ。
トッピングも楽しんで
時間が経ち、冷蔵庫から取り出したら蓋を開けましょう。その瞬間のチョコのいい香りに驚くことでしょう。僕もおもわず「チョコやん!」て叫んでしまいました。(そのまんま)
しっかり混ぜてあげてくださいね。
チアシードを水分で膨らますと、見た目がカエルの卵のようになるとよく言われます。そうなんです。カエルの卵のまんま。その見た目で食べるのがむりー!なんて人が大勢いることでしょう。
ですがこのチョコレートチアプディングの場合は茶色なので、カエルの卵にはまったく見えません。(色でごまかしてるだけ?)
なので見た目でそもそもむりー!とはならないと思います。
また見た目をおいしそうに仕上げるため、フルーツをのせたりするのもいいですね。
今回はトッピングにバナナとココナッツフレークを使っていますが、なにもなくても大丈夫です。
でもチョコとバナナはめちゃくちゃ相性がいいですからね。できたらバナナと一緒に食べてもらいたいです。味変が楽しめますよ。
さてさて器に移し変えて完成したのがこちら!真上から撮ってます。
白いものはココナッツフレークです。
このココナッツフレークは栄養価の高いスーパーフードで、またこうしてトッピングに使うととても映えるアイテムです。これからもちょくちょく登場することだと思います。
ココナッツフレークをパラパラと振りかけると、冬ならば雪に見立てて飾り付けすることもできますね。
見た目だけでなく、ちゃんと体にいいものをチョイスしているなんて素晴らしいでしょ?ウヒヒ。
ココナッツフレークはこちら。楽天で購入しました。500gで1180円でした。
ローカカオとは
チョコレートやココアの原料となるスーパーフードのカカオ。抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富です。
今回使ったのはカカオパウダーとカカオニブ。
カカオパウダーは、カカオマスを圧搾して脂肪分を抜いて粉状にしたもの。パウダーなのでスムージーやミルクに溶かして飲んだり、ケーキ作りの材料などに使われます。
僕はカカオパウダーをお湯に溶かして、よくコーヒー代わりに飲んでいます。
カカオニブは、カカオ豆の外皮を取り除いて粗く砕いたもの。
香りはチョコレートそのもの。でも砂糖は入っていないので甘くはなく、苦味があります。ポリポリとした食感はハマります。
その他カカオペーストなどがありますが、その中でも熱に弱い栄養素や酵素などを壊さないように低温で加工したものをローカカオと言います。
通常の加工だと、高温での加工の過程で優れた栄養素が減少してしまうんですね。
またチョコレート菓子はカカオから作られるとはいえ、乳製品や砂糖などの添加物が加えられており、カロリーが高くなっています。また高温で加工されているので栄養素という意味ではほぼ期待できません。できればローカカオそのものを摂りたいものです。
カカオの栄養と効能
気分を落ち着かせる作用があるとされているマグネシウム、また幸福感をもたらすとされているフェニルエチルアミンという物質も含まれ、精神安定や気力、活力アップが期待されます。
他にはカルシウム、亜鉛、鉄分、抗酸化物質、オメガ6、ビタミンCや、食物繊維も豊富です。
こんなに栄養が豊富なスーパーフード。さすがマヤ文明の時代から『神々の食べ物』として珍重されてきただけあります。
まとめ
チアプディングの食感はねっとりもちもち、そしてプチプチといったところでしょうか。なんとも不思議な食感です。見た目ではダメな人はダメといった感じでしょうけれど、食感に関してはそんなことはないと思います。むしろ好きだという人が多いのではないでしょうか。知らんけど。(テキトー)
チアシードにはコレステロール値を下げるなどの効果があるといわれる不飽和脂肪酸のαリノレン酸が豊富に含まれます。
このαリノレン酸は、体内で作ることができません。
またジェル状の成分はグルコマンナンという食物繊維。グルコマンナンってどこかで聞いたことないですか?そうです。こんにゃくゼリーですよ。食感が楽しいお菓子ですよね。このグルコマンナンは体内でも水を吸収して膨張するので満腹感が得られ、ダイエット時の食べ物にも最適です。
ですので女性だけでなく男性にも、チアシードは是非オススメしたいスーパーフードのひとつなんです。
僕はこのチョコレートチアプディングが大好きなんですよ。仕事がある日は前日の晩に浸けておいて、出かける前にサラダと一緒に食べています。
バナナをのせるので腹持ちがさらによくなり、朝から元気になれますよ。