スピルリナのナイスクリーム
スピルリナという言葉を聞いたことがある方、最近では多いのではないでしょうか。
スピルリナは一言で言えば「藻」です。藻の一種であるスピルリナはタンパク質をはじめ50種類以上の栄養成分を含む、超優秀なスーパーフードです。
材料
冷凍バナナをフードプロセッサーにかけるだけでアイスクリームのようになる通称ナイスクリーム。いつもだとミルク類の液体は50mlほどしか入れないのですが、今回は舌が濃厚さを求めていたのでココナッツミルクを多めに入れてみました。
スピルリナはDICのスピルリナを使っております。1.5g入りの小袋が20袋入っていて、使いやすいです。
作り方
画像にはメープルシロップが写っていますが、今回は使いませんでした。甘さが欲しいならメープルを、入れなければゴールドキウイの爽やかな酸味が楽しめます。
ゴールドキウイはグリーンキウイよりもビタミンCが多いだけあって酸味があります。
ココナッツミルクは濃厚に仕上がります。アーモンドミルクや他のミルクにする場合は、50mlほどでいいですね。
ちょっと酸っぱい中にもバナナのほのかな甘みがあります。
甘味料なし、グルテンフリー。小腹が空いたときのおやつとしては申し分ないですね。
濃厚なでちょっぴり酸味が効いたナイスクリームと、くるみの風味やカカオニブの食感。いろいろ楽しめます。
スピルリナの風味はそんなにありません。青汁っぽそうとか、ネバネバしてそうとか思っている方もいるかもしれませんが、そこまでではないですね。アオサっぽい感じはありますが。藻ですからね。でも他の食材に馴染みます。そう、だから使いやすいんですよね。
なんの邪魔もせずに一級品の働きをしてくれる。ん〜、いぶし銀だぜスピルリナ。
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注目成分
スピルリナには50種類以上もの栄養成分が含まれております。
アミノ酸だけでも18種類。いわゆるタンパク質。タンパク質はアミノ酸が多数結合したもの。
ビタミンはβ-カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸。
ミネラルはカルシウム、鉄、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、リン、銅、マンガン、亜鉛、 コバルト、イオウ、クロム。
その他食物繊維などが上げられますが、その多様な栄養成分の中でも注目するのがフィコシアニン。簡単に言えば、青色の天然色素です。
鮮やかな色が出るので、お菓子やジュース、そしてわさびなんかにも使われているそうです。
ガリガリ君って薄いブルーですよね。あれも着色料ではなく、スピルリナから抽出されるフィコシアニンが使われているんです。なので体に悪そうだなと思うかもしれませんが、逆なんですね。安心してガリガリ君を食べてください。
胆汁組織とほぼ同じ構造をしているフィコシアニン。たんぱく質の貯蔵と活性酸素の働きを抑える役割があるといわれています。ただ単に天然の着色料として使われるのではなく、健康や美容の維持にとても役に立つ成分なんですね。
まとめ
スピルリナはスムージーと相性がいいですが、パンケーキやめかぶに混ぜるレシピもよく目にします。ドレッシングなんかもいいでしょうね。
天然の青色色素は、色付けのアクセントにもなりますね。量によって色の濃さも変わってくるので、見た目にも鮮やかな料理が作れそうです。また熱に強い栄養成分も多いため、いろんな料理に使えるのも特徴のひとつ。
スーパーフードであるスピルリナをちょっと足すだけで栄養価はぐんとアップ!混ぜるだけというお手軽さもいいですね。