イチジクスムージー
イチジクがスーパー等の店頭に並んでいますね。ちょっぴり地味でどこか哀愁漂うイチジクを見ると、短い夏を謳歌していた派手な南国フルーツからの秋への移り変わりを感じます。
僕は果物の中で、イチジクが2番目に好きなんです。(1番は梨です)
食感がいい食べ物が好きなんですよ。イチジクのむにゅっとした食感。たまりませんね。むはっとしゃぶりつきたいんです。むはっと。わかります?むはっ。イチジクの食感は好みの分かれるところでしょうけれどね。
梨もジャリッていう食感ね。固ければ固いほどいいです。いろんな種類があるのでいっぱい食べ比べができます。
このように食感に特徴のある食べ物が僕は好きなんですが、そういうのってスムージーには本当はしたくないんですよ。独特な食感が楽しめなくなるから。
でもね、イチジクって「不老不死の果実」と呼ばれているんですよ。こりゃー栄養価が高いのでは!?って気になるじゃないですか。栄養をたっぷり摂るなら丸ごとスムージーにしてしまうのが1番!
ということでイチジクスムージーいってみましょう。(うまくまとまった)
材料
【1人分】
上の層
- イチジク 100g(冷凍していません)
- バナナ 50g
- アーモンドミルク 80ml
真ん中の層
- アーモンドミルクヨーグルト
下の層
飾り用
- イチジク 1個
下の層の材料は撮り忘れたましたが、気にしないでいきましょう。また今回はいつものコストコのアーモンドミルクではなく、タニタカフェ監修のオーガニックアーモンドミルクを使っております。こちらはまたいつか記事にしたいと思います。
さてさて今回はまず完成したものを見ていただきましょう。
ジャン!こんな感じです。
真後ろから見ると・・・。
はい、こうなっちゃいますね。カップの内側に貼り付けたイチジクがきれいです。
別角度からもう1枚。はい、ナイスポーズですね。
作り方
下の層
下の層のチアプディングを先に作っておきます。
アーモンドミルク50mlにチアシードを大さじ2杯入れて、シャカシャカかき混ぜてから一晩、もしくは1時間ほど浸けておいてください。15分ほど経ったときに底のほうからよくかき混ぜてください。ダマになっている場合がありますからね。
上の層
上の層はスムージーの部分になりますので、食するときに作ってください。長い時間は保存できません。酸化していきますからね。スムージーは作ったらなるべく早く食べましょう。
上の層は材料をミキサーで撹拌させるだけ。イチジクはもちろん皮が付いたままです。
完成
カップの内側に薄く切ったイチジクを貼り付けます。下の層のチアプディングを入れ、その上にアーモンドミルクヨーグルトをのせ、そして最後にイチジクスムージーを注ぎます。あまったイチジクをカップに飾れば完成ですね。
イチジクの栄養と効能
ペクチン
イチジクには水溶性食物繊維の一種であるペクチンなどの食物繊維が豊富です。
食物繊維が不足するとお通じが悪くなり、さらには痔になることもあります。また肌荒れや癌などの病気の原因になることもあります。
カルシウム
カルシウムといえば骨や歯ですよね。骨や歯の形成に欠かせません。また血管の壁を強くしたり血圧を下げたりするはたらきがあります。
鉄
鉄はヘモグロビンの材料になります。ヘモグロビンは酸素を全身に運ぶ役割を担っています。
肉類や魚類などの動物性食品に多く含まれるのがヘム鉄。卵や乳製品、また植物性食品に多く含まれるのが非ヘム鉄です。
アントシアニン
抗酸化作用の強いフラボノイド系ポリフェノールの一種であるファイトケミカルのアントシアニン。アントシアニンといえばブルーベリーでよく知られていますが、イチジクにも含まれています。眼精疲労の解消や視力改善効果などが期待できます。
まとめ
特に女性に嬉しい食物繊維やミネラルが豊富なイチジクですが、低糖質だというのも特徴のひとつです。またカロリーも、他の果物と比較しても低いイチジク。ちなみにドライイチジクをよく見かけますが、カロリーは生のイチジクに比べかなり高くなります。反対に、栄養価はドライイチジクのほうが高くなります。
ダイエットをされている方、またそうでない方も案外カロリーにばかり目が行きがちではないですか?
僕はカロリーというものはあまり気にしません。カロリーよりも、必要とする栄養をどういった方法でいかに摂取するか、のほうが大事だと思います。
カロリーばかりに捉われて、肝心な栄養が摂取できていなければ本末転倒です。
まぁそもそもがカロリーと栄養は似て非なるものといいますか、根本的に異なるものですからね。
極端な例え話をします。例え話ですが実際にあったことです。
知り合いにA子ちゃんという女性がいました。A子ちゃんはダイエットをしているらしく、ある日こんなことを言いました。
「昨日は1000キロカロリーに抑えたんだー」と。
成人女性の目安の摂取カロリーは、1400〜2000キロカロリーらしいです。
一日に必要なエネルギー量から、5つの料理グループ(主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物)ごとに、一日に「どれだけ」食べたらよいかの量「つ(SV)」の数が決まります。活動量の少ない成人女性の場合は、1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度が目安です。
農林水産省 実践食育ナビより引用
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/required.html
カロリーで言われても僕はわからないので、なにを食べたのか訊きました。すると彼女は、
「サラダせんべい」
と答えました。満面の笑みで。
は?ですよね。
いやダイエット中のカロリー計算て大事なんでしょうけれど、サラダせんべいってお菓子やし!サラダちゃうし!ってなりますよね。っていうか栄養摂れ!ってなりますよね。
A子ちゃんはカロリーにばかり目を向けるがあまり、栄養のことなんてまったく考えてなかったんですね。
たとえお菓子であろうとカロリーさえ抑えれば痩せるには痩せるのかもしれませんが、(いや知りませんよ、僕は。痩せるというかやつれていくのでは?)身体によくないことくらい素人でもわかる話です。
ダイエット中でも栄養はちゃんと摂ってもらいたいものです。
・・・なんの話でしたっけ?
・・・・・・イチジクスムージーでしたね。
ということで今回は、ドライイチジクより栄養価が低い生のイチジクを使ってイチジクスムージーを作ってみました。
じゃあドライイチジク使えやああああ!
なんて言わないでね。生のイチジクも栄養成分たっぷりですよ。
ではまた、さようなら。
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